Japan Casino Guide日本の賭博と法律のガイド
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刑法 第百八十五条(賭博)

賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。

日本のカジノと賭博の法律ガイド

海外で合法に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭ければ、刑法185条の「賭博」(50万円以下の罰金または科料)にあたります。このサイトは、その理由と、日本で認められている賭けの仕組み、2030年秋頃の開業が予定され、1〜2年程度遅れる可能性も示されている大阪のIR(統合型リゾート)、ゲームの確率、詐欺の手口、相談先を、法令と公的機関の資料にもとづいて説明する情報サイトです。

違法:日本国内からオンラインカジノで賭けること

2025年のオンライン上の賭博事犯の検挙(警察庁)
317人(165事件)
オンラインカジノの経験者の推計(警察庁委託調査、2025年)
約336.9万人
サイトの提示や誘導を禁じた改正法の施行
2025年9月25日

数字の出典は警察庁の統計(2026年4月公表)と委託調査の報告書(2025年1月)です。最終更新:2026年10月15日

日本の賭け、法律上の位置づけ

刑法は賭博を禁じたうえで、特別な法律(競馬法や当せん金付証票法など)が認めたものだけを例外にしており、オンラインカジノは、その例外のどれにも入っていません。

種類根拠となる法律位置づけ年齢の制限
競馬競馬法合法20歳未満は購入できない
競輪・ボートレース・オートレース自転車競技法、モーターボート競走法、小型自動車競走法合法20歳未満は購入できない
宝くじ当せん金付証票法合法法律に年齢の定めはない(ネット購入は20歳以上)
スポーツくじ(toto・WINNERなど)スポーツ振興投票の実施等に関する法律合法19歳未満は購入できない
ぱちんこ・パチスロ風営法遊技として規制18歳未満は入店できない
IRのカジノ特定複合観光施設区域整備法開業前20歳未満は入場できない
オンラインカジノ刑法185条・186条違法年齢にかかわらず違法
お金を賭けるマージャンなど私的な賭け刑法185条・186条違法年齢にかかわらず違法

海外の免許は、日本で賭けてよいという許可ではありません

オンラインカジノの宣伝は、運営会社が外国の当局から免許を受けていることを「合法」の証拠のように示してきましたが、その免許はその国で営業してよいという許可であって、日本に住む人が賭けてよいという許可ではありません。日本の刑法は国内で罪を犯したすべての者に適用され、政府は答弁書(内閣衆質185第17号)で、賭けの一部が日本国内で行われれば賭博罪が成立しうるという考えを示していて、自宅から賭け金を選んで「ベット」を押す行為はその「一部」にあたります。

「グレーゾーン」という言葉は、2016年に逮捕された利用者の1人が「不起訴になった」という話とともに広まったと私たちは見ていますが、政府の答弁書によれば3人とも罰金の略式命令を受けており、2025年には店舗を持たないサイトの利用者だけで196人が検挙されています。私たちは、こうした数字と条文を、それぞれの出典とともにオンラインカジノの違法性と摘発の現状のページで、表や図とあわせて説明しています。

このサイトの立場

このサイトは、オンラインカジノを含め、どの賭博事業者も紹介しておらず、広告もアフィリエイトリンクも置いていないので、読者がどこかで賭けても私たちには一円も入らない仕組みになっています。2025年9月25日に施行された改正法(ギャンブル等依存症対策基本法の改正)は、日本にいる人に違法なオンラインカジノのサイトを示すことや、そこへ誘導する情報の発信を禁じています。私たちがこの条文を守るのは義務であると同時に、読者に対して利害を持たないことを示すいちばん確かな方法だとも考えています。

そのうえで、競馬や宝くじのように法律が認めている賭けも、仕組みと「控除率」、つまり運営側が売上から差し引く割合を数字で示しており、勧めるためではなく、比べて理解するための材料として扱っています。法令はe-Gov法令検索の現行の条文を、統計は警察庁や各省庁の公表資料を確かめて書いており(いずれも2026年10月15日に確認)、調べ方の詳細は調べ方と情報源のページにまとめています。

このサイトの目次

七つの章に分けて、法律から相談先までを順にたどれるようにしています。どのページにも、根拠にした法令と資料を載せています。

日本の賭博と法律

IR(統合型リゾート)とカジノ

カジノゲームの確率と控除率

必勝法と呼ばれる賭け方

オンラインカジノをめぐる詐欺

相談窓口と支援